My tech diary

ソフトウェアエンジニアをやっています。技術的内容を中心に調べたことを書いていきます。

OBS (macOS) Virtual Camera で遊ぶ

OBS (macOS) Virtual Camera で遊ぶ

References に挙げた記事を見て、遊んでみました。

OBS (Open Broadcaster Software) Studio をインストール

自分の場合、以下のコマンドで最新版が入りましたが、一応最新版かどうか確認しておいてください。

brew cask install obs

OBS (macOS) Virtual Camera をインストール

最近 .pkg 形式で、正式版がリリースされたということらしいですが、誰かが早速 brew cask 化してくれているので、これもそれで入れます。

brew cask install obs-virtualcam

Zoom.us をインストール

こちらもインストール後、最新版でなければ、最新版に上げておきます。

brew cask install zoomus

なお v4.6.9 で、おそらくセキュリティの関係上 (リリースノートには一時的にとは書いてありますが) virtual camera が選択できなくなったのですが、以下のコマンドを実行することで最新版でも選択できるようになるそうです。 macOS 10.15 (Catalina) での Device Abstraction Layer (DAL) plugins をアプリが許可しているかどうかというのと関係しているそうですが、セキュリティ的に保証できないので、あくまで私的な実験にお使いください。

sudo codesign -f -s - /Applications/zoom.us.app

もちろん zoom をインストールしなおせば、元に戻ります。

追記 (2020-05-31)

Zoom.us v5.0.4 にて再度 virtual camera が選択可能になりました。これで Zoom でも堂々と OBS 経由の配信ができますね。

Snap Camera をインストール

こちらは残念ながら brew cask や App Store に登録されていないっぽいので、手動で 公式ページ からダウンロードしてインストールします。

操作手順

Snap Camera -> OBS Studio (-> OBS Virtual Camera) -> Zoom.us (or Google Meet on Chrome) の経路で映像が流れるようにします。

つまり Snap Camera と OBS Virtual Camera の仮想カメラ2段構えです。

以下の手順で操作します。

  1. Snap Camera を起動, Emoji Head を選ぶ!

    obs_virtial_camera_trial_01.png

  2. OBS Studio を起動, Source に Device として "Snap Camera" を選択した "Video Capture" を追加

    obs_virtial_camera_trial_02.png

    obs_virtial_camera_trial_03.png

  3. OBS Studio のメニューで [Tools] > [Start Virtual Camera] を選択

    obs_virtial_camera_trial_04.png

  4. Zoom.us を起動, [Settings] > [Video] > [Camera] に "OBS Virtial Camera Device" を選択 (文字とか入れてる場合は "Mirror my video" を外さないと逆さ文字になりますよ)

    obs_virtial_camera_trial_05.png

以上です。

References